絵本とは、深い意味をしのばせてあるメディア

29日、柳田邦男先生の講演を聞きました。
講演後のサイン会。
夫と二人、本を選びながら
「どの本にしようか」
「”だいじょうぶだよ、ゾウさん”にする」と夫。
「じゃ私は”言葉が立ち上がる時”」と
それぞれサインをいただきいそいそと自宅へ。

中学生になる三男に夫が
「絵本、読んであげようか」
とちょっぴり誇らしげに云うと
「お母さんに、これ読んでもらったことがあるよ。ネズミが吊り橋つくる話でしょ。家にあるよ」
というのです。

そう!私はすっかり忘れていたのです。それどころか、他にも知らずに購入していた「柳田邦男著」「柳田邦男訳」という本が、家に複数あることを発見。

子どもが小さい頃は、慌ただしい中にも図書館や保育園から借りてきた絵本、年間購読する絵本で、絵本漬けでした。

このシーンを読むと絶対泣くという本があり、そのたびに涙をこらえながら読む私の顔を、子どもはなぜか嬉しそうに眺めていたのを思い出します。過ぎてみればとても幸せな時間だったなあと思います。

さばえっこ図書ボランティアネットワーク主催、鯖江市文化の館(図書館複合施設)で行われた読書推進フォーラム「大人の気づき、子どもの成長~絵本は心を育てる特効薬~」は、直前までイベントに気づかず、すでに満席。当日キャンセル待ちをしての参加でした。福井県立図書館は個人貸出冊数で2年連続全国1位、入館者数全国2位(都道府県人口比H25年度統計)。

「絵本は人生に3度」「大人こそ、絵本を」「観念的な教育ではなく、体に沁みこむ命の教育を」「絵本とは、深い意味をしのばせてあるメディア」とおっしゃる柳田邦男先生。
遊びは、運動療法の探索学習と同じであるし、幼い子の感性やフィクションとリアリティーの融合に際し、一緒に楽しむ、おなじ世界に入っていくことの大事さは、認知症介護にも通じると思いました。上手く言葉で伝えられなくても、感性でわかっているのです。それを大人は、言っても判らない奴と思っちゃう。

個人的には、この本に出会いさえしなければ、いらぬ価値観背負わなくても済んだのかな~なんて思う本があったりしますが、それでも小さい頃に読んだ絵本が、深く自分に根付き、勇気づけてくれているのを感じることもあり、GWはすっかりご無沙汰していた絵本棚の整理をしながら、絵本を読み直してみようかなと思う4月30日の朝です。

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