いま最も行きたい都道府県ベスト3

 

高齢者は守られるべき存在?

先日、地区で開催される体育大会の会議に出席したところ、地区長から「高齢者も参加できる種目を入れてほしい」と申し入れがあったということで、競技内容の見直しが議題に上がりました。「年齢関係なく、出たい人が出ればいいのよねえ」「たしかに若い人の中で一緒にやるにはハンディがある」「無理をしてけがをされても困る」という声も聞こえる中、はたして高齢者とは何歳からを指す者なのか?という具体的な数字がはっきりしないまま話が進んでいきました。

判断が難しいのも仕方ありません。加齢とともに、体力レベルの差は広がります。スゴイ人はいくつになってもスゴイし、同じ年代でもすぐに転んでしまいそうな人もいます。年齢を問わず参加できる種目はすでに用意してあるので、あえて高齢者枠をつくる必要はないという結論になりました。

いまや高齢者は、かつての高齢者のイメージを覆しつつあります。動かない若者より、はるかに体力があるのではないだろうかと、介護予防教室で運動指導しながら感じることがあります。

時代は流れている

かつて、高齢者は守られるべき存在で、女性は家を守ることを期待されていました。いまは、高齢者も可能な限り働きその能力を発揮することを求められ、女性は少なくなっていく労働人口を補うために働くことを期待されています。高齢者も女性も、今や日本に眠る潜在力だと認識されているのです。

かつて理学療法士は、医師の指示の下に診療を補助する業をするもので、治療院を開業してはいけないし、診断もしてはいけないという法律の定めがありました。今もその法律は変わりませんが、H25年11月の厚生労働省の通知により、介護予防事業などで身体に障害のない人に限り、転倒防止の指導などを目的とする診療の補助に該当しない範囲の業務であれば、医師の指示は不要であり、理学療法士を名乗って業務ができるようになりました。

自分の頭で考える

理学療法士の中ではそろそろ古株になりつつある私ですが、はじめて就職したのは、23年前。老人保健施設ができ、地域リハビリテーションという言葉が盛んに言われはじめたころです。地域医療を熱心にやっている総合病院に勤めたのち、福井県に戻ってからは、リハビリテーションが満たされていない所へ、必要なのに理学療法士がいないためにサービスが充足されていない地域へ・・・と、職場を転々としました。

そしていま、一番充足されていない領域はどこかと私なりに考えた結果、ずっと若い世代、30代~60代の働く世代だと思いました。死ぬ間際の人生の終わりまで見てきたからこそ伝えたいことがあります。高齢になる前にすべてが、いますぐ体づくりに取り組むべきです。健康を自分で守らなくてはいけない時代にもなってきました。

何も難しいことや辛いことをしなくてもいいのです。運動はもっと暮らしに自然にとけ込むあたりまえの文化になれると思います。ヘルスケアや予防教育事業として、福井ではたらく女性を応援するポータルサイト-alica-アリカに参加したり、教室の自主運営、研修講師などを行ったりしてきました。

そんなことをしながら学会で発表したり、サイトやブログで情報発信していたところ、いろいろな人から声をかけていただくようになりました。全国的に活動や志を共有できる人の存在を実感するようになりました。

「京大と言ってもどうせ医短(医療技術短期大学の略)(=異端)出身なんだし、変わったことして後ろ指さされるかもしれないけど、いいもん」と、ひがみ根性を携えながら今までやってきましたが、すでに私がやっていることは、変わったことでなくなりつつあるようです。

いま最も行きたい都道府県ベスト3はこれ

①広島
②熊本
③高知

学術大会や研究会参加の目的で、5月大阪、6月東京(発表)、5~7月滋賀、11月仙台(講師)へ行きます。考えてみると福井から西側にはまるで予定がなく・・・。

広島、熊本、高知の3県が私を惹きつけるのは人が面白いように思うから。「ああ、この人いいなあ、おもしろい活動をしているなあ」と感じる人や、好きなタレントや芸人さんの出身県をみると、この3県がやたらと目につくのです。

そこはどんな県なのか、どんな環境や気質があるのか、見てみたいし感じてみたいと思います。どなたかご一緒しませんか?

 

photo credit: Vibrant Hot Air Balloons via photopin (license)

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