つながりと絆と健康と~中村地域医療塾2ndセッション2015

 

9月26日(土)15時より、リノベーションモデルハウス朱種(敦賀市横浜)https://www.facebook.com/shushu.fukuiで、中村地域医療塾セカンドセッション(第2回)が開催されました。

今回はトリプルスピーカー。山口有美さん(敦賀市役所)と、中村伸一医師(おおい町国保名田庄診療所)と、私。

山口有美さんからは、「老年学と要介護高齢者の家族受け入れ制度」と言うテーマで、フランス留学で学んだジェロントロジー(老年学・加齢学)と、フランスでの要介護高齢者の家庭受け入れや異世代ルームシェアのお話を。

そして私、福田裕子からは「ゆうこりん的健康ネットワークづくりモデル事例」と題して、医療や介護の制度の穴をコミュニティーの中でどう埋めていくかというテーマでいくつかの事例をもとにお話を。

中村伸一医師(おおい町国保名田庄診療所)からは「つながり(社会的ネットワーク)と地域医療」について最近の話題をご提供いただき、参加者全員で、これからの日本の家族、地域社会、超高齢化時代の介護の問題を語り合う会となりました。

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山口さんのお話は初めて聞くことばかり!

ジェロトランセンデス理論というのがありまして、意味は、ジェロ(加齢)+トランセンデンス(超越)=老いの超越。発達過程の最終段階であり、宇宙的超越や世代的連続性の自覚や自我の超越といった興味深いキーワードが万歳でした。なんと、フランスには一般の家で高齢者を介護する制度があるそうです。異世代ルームシェアとかも。ホームステイや里親制度や大学生の下宿をほうふつとさせる内容です。「あったらいいな、こんなこと」が、フランスにはリアルに在ると知りました。これは、日本でも広がっていくと面白いなあ・・・。

中村先生からは、ハーバード大学のクリスタキス教授のつながりや社会的ネットワークの話から仏教にいたるまで、幅の広いお話で全体を大きく包み込んでくれるようなお話をいただきました。

思いおこせば前回の中村地域医療塾には多田歯科クリニックの多田伸一郎氏、リハぷらすの達川仁路氏がお話されて、いきつくところ「愛」がテーマの会となりました。

その懇親会で「つぎ、福田さんね」とご指名いただきました。何を話せばいいのやらわからないまま「yes」といい。朱種という場所だからこそできる話がいいなと思いました。打ち合わせのメールをやり取りしながらこんなことを思いました。

いま、これから医療や介護保険制度が変化していくわけで、2025年問題と言われる団塊世代が75才以上になる10年後、そして診療報酬と介護報酬の同時改定に向けて。地域包括ケアの推進も行いながら、私たちの暮らしはもしかしたら否応なく変わっていかなければならないのかもしれません。制度改革には私たちの意識も同時に変えていかなくちゃならないことを、介護保険制度と介護予防施策がはじまった時にすごく実感したのを覚えています。

また、制度がどんなによく考えられていたとしても、どこかに穴がある。だから、いきつくろところ、制度の穴をどんなコミュニティーで埋めるか、ネットワークの網に入り続けていてもらうかが鍵なのであり、失われつつあるネットワークを横目で見ながら、新しいネットワークをまず自分の近くから編み上げていくことが私一個人のできることなんだなあっておもうのです。地域活動をしていると、今あるネットワークの底力を見せつけられた!!・・・・と、そんなこともありますが、つながりの手段が、ビジネスであってもいい、地域コミュニティーのイベントであっていい、ボランティアでもあっていい、新しい暮し方の選択であっていい。

そして、そんな時代に。

これから増えるであろう空き家がすてきな古民家として復活して、古民家が新しい暮らし方提案のキーステーションになればいいなあ・・・と(古民家好きの私としてはすごく期待するところです)。そして、中村地域医療塾の会場である「朱種」にはそんな穏やかさとあったかさと、包み込むような包容力があると思っています。だから、朱種が大好き♡なのです。

次回は、12月12日。私と一緒にいきませんか。スケジュールを空けておきましょう!!

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