受け手から提供者に、生徒から地域のリーダーに

介護という文字を見ると、ちょっと陰鬱な気持ちになる人もあるのではないかと推測します。しかし、介護予防教室には、現役でまだまだ働けるのではないかと思うほど若い60代の人が参加されることがあります。
 
内容は、体力測定、目標設定、定期個別面談、グループトーク、栄養や口腔ケアや運動の授業、認知症予防講座や運動実技、ホームプログラムの提供、実施記録カレンダー提出と、学校教育ばりの内容です。
 
「高齢になると坂道を転げ落ちるように生活機能が落ちる」というのはまったく古い老化モデルであり、高いレベルを
維持しつつ、ある時ストンと急降下するというのが現実の姿なのだと長期縦断研究によってあきらかになってきています。
 
高齢社会はこの先どうなるのか、日本経済は持ちこたえられるのか。医療保険や介護保険はどうなるのか。それよりなにより、年金が少なくて、先々より今が精一杯という話も聞きます。
 
いろいろ考えるにつけ、家族も自分もずっと健康でいられることは何よりの財産。そのための基本的な暮らしはできていますか? 古い老化モデルに囚われて、「齢をとったらどうせみんな衰えるんだから」なんて他人事のように言っている場合ではないのです。
   
高齢者と呼ぶにはもったいない人を、教室終了時に「次はボランティアで参加してくださいね。養成講座もありますから」と、さっそく市の保健師さんがリクルートされていました。介護予防教室の卒後教室をもつ自治体もありますが、介護予防教室→ボランティア養成講座→介護予防ボランティアというのは、いいアイデアです。
 
サービスの受け手側にいるばかりではあまりにもったいない。受け手から提供者に、生徒から地域のリーダーにそうして地域の力がもっと上がってくれるといいな
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