この体は預かりもの。いつかお返しする日まで

長らく私の体に住み着いたアトピーという名の症状と、ここ3ヶ月間みっちりとおつきあいしています。なにも好んでお付き合いしているわけではないのですが、いたしかたなく。
   
「○○だからできない」という理由をつけたくなかったし、日々接する人たちに不快な思いをさせたくなたったので、肌の見た目を整えるため、2年以上にわたってお薬の力を借りてきました。だけどいつまでも続くお薬が嫌で、もう止めようと決心したのが昨年末。そう。やってはいけないステロイドの中断をしてしまったのです。
     
ひどくなると赤黒くガサガサの肌で、もっとひどくなると腫れ上がります。つい手が患部に延び、かきむしってしまいます。もちろん何ともない時期ももちろんあるのですが、体調はどうしても揺れ動きますから。
       
それでも私の仕事は、人の身体に触れる仕事です。ある日、自分のからだに触れた手でうっかりと肺の病気で酸素を使っていた患者さんの体に触れ、すごく嫌な思いをさせてしまったことがありました。自分が健康でなかったら人を元気に幸せにすることなどできないと、悔しくて情けなくて。お詫びするしかありませんでした。
    
いま、私は病とはっきりお別れを告げるこの道程で分かったことがあります。
自分のからだをもっと特別に扱ってあげなくてはいけません
この体は預かりもの
いつかお返しする日まで、きれいに大事にお使いするのですよ
一切の痛めつけるような行為はもうやめにして、
肌ざわりの良い上質なお洋服を着せてあげましょう
よいお食事と、よいお水と、よい睡眠と、よい運動をあげましょう
善いもの、美しいものに囲まれて、肚の底から回復力を信じましょう
そしてその手は自分に牙をむかぬよう、いつでも人さまに差し向けているのですよ。
自分のからだを痛めつけたいほどにかきむしってしまう気持ちをおさえるための呪文です。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP