道具を最善に準備しておくのも仕事のうち

 

プロフェッショナルとはどういう人のことをいうのだろうかと考えたことが誰しも一度はあると思います。今日は私の顔面アトピーがようやく回復に向かっていた今年5月ごろのことのちょっとした気づきを書き留めておこうと思います。

道具がみんなキレイ!

健康美肌指導士の資格をもつ友人のサロンでスキンケアの基礎を学んでいた時、彼女が道具を使うたびに汚れをふき取って片づけているのが目に留まりました。

(あら~!?そういえば。ここにある道具はみんなキレイねえ。汚れが目に付くものはひとつもない。私の化粧道具ったら、どんなふうだったかしら?)

 

気になって、家で見たところ

口紅ケースのふちに口紅汚れがついていたり(!)

化粧水やクリームのボトルのまわりがニチャニチャしていたり(!)

な~んてことでしょう!!!

 

化粧水やクリームが指や手に残ったまま容器に触れるので、しらぬまに汚れやヌルつきが残っていたのです。

道具を最善に準備しておくのも仕事のうち

世の中には「靴磨き」「爪磨き」ときにはゴルフの道具磨きなど、磨くべきもの、磨きたいものはいろいろありますが、野球のイチロー選手が道具をとても大事にしているというエピソードがあるように、私たちがプロフェッショナルである以上、道具を磨くという行為には、職務遂行上大事な意味があるようです。

そういえば、「バーテンダー」という漫画にもオープン前にすべてのボトルを磨くシーンがありましたね。ボトルを磨くことで、残量をチェックしたり、銘柄を覚えたりすることができるのだそうです。

「弘法筆を選ばず」ともいいますが、道具のせいでいい仕事ができないという言いわけをする次元を超えて、「道具を最善に準備しておくのも仕事のうち」なのでありましょう。

じつは私の密かな趣味(というか癖)がありまして、それが磨くことでした。

看護師さんが消毒のために使うアルコール脱脂綿で、職場の共有デスクの上や、電話の受話器の口もとやプッシュホンの間を磨くのが大好きで、スキマ時間をみつけては勝手にあれこれ磨いていたものです。

脱脂綿にアルコールを含ませたもので拭くと、こびりついた汚れがすっきり落ちるので、見違えるように美しく、道具に透明感が増します。気持ちがいいので、ついついやってしまうのだけど、まわりからは「福田先生がまたやってる」と言った感じで見られていたようです(苦笑)。

ともあれ、炊飯ジャーや湯沸かしポットや冷蔵庫など、いつもそこにある道具の取っ手を磨くと、とても気持ちがいいものなので、ぜひお試しを。

自分を乱していたものの正体

さて、化粧品道具の美しさをまのあたりにしてからというもの。

化粧水ボトルを使うたびにタオルで一度ふき取って片づけるようになったところ、何とも言葉に言い表せない心地よさが持続するようになりました。清浄な道具でからだを扱うことが、心理的にもこんなに影響をあたえるというのは、やってみてはじめて気が付いたことです。

乱れたまま、汚れたままが当たり前であった時にも、無意識領域には「粗末なあつかい」が認識されていたはずです。一つ一つ、道具の置き場やあり方を整えていってようやく自分を乱していたものの正体を見抜けるようになりました。

それはモノや道具への「愛と感謝がないこと」です。自分のお肌への嫌悪感が長く続いたことによる、つよい自己否定感。つまりはこれも「愛と感謝がないこと」です。50年近く急ぎ足で生きてきたから、身の回りには知らないうちに垢やほこりがこびりついているかもしれないです(泣)。でもまだ遅くはありません!

乱雑さと対極にある〇〇

そういえば、昨日気になることがありました。

NHKで体操のおにいさんらしき若い男性が、子どもたちにボール投げを教えている番組をみていましたら、子どもたちが落っことして転がってきたボールを、おにいさんは足で(!)転がして、子どもたちに返しているのです。

一度目についたらもう、気になって仕方がない。

(いまは、みんな手でボール遊びしているんだから、おにいさんも手で拾って手渡すべきでしょう!?そもそも、ボールを投げて遊ぶようにガイドしたのはお兄さんの方でしょう!?足で転がしてどうするんですか!どうして誰も指摘しないんですか!どうしてその場面を放送しちゃって平気なんですか~~~!?NHKいい番組いっぱいあるのにすごく残念!!)

う!うう!(怒りで息ができない)

はあ、はあ、はあ・・・(ふう~おちついて~)

私は「ブラタモリ」や「五木先生の 歌う !SHOW学校」や「LIFE!~人生に捧げるコント~」というような番組が好きです。落ち着いてみていられる番組を提供してくれてNHKありがとう!と思います。(そういえば、お年寄りはこぞってNHK好き)なので、ちょっと残念だなあって思いました。

そして、こうした乱雑さと対極にあるのが、茶道の世界なのではないかと、最近思っています。道具の扱いに生き方が見えるようです。生きる姿勢にもつながります。道具を大事に磨くように、この人生で絶えず動いてくれているこの身体も、しっかりすみずみまで磨いてあげなくてはね。

 

 

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