やってしまった!おおきな勘違い ゆうこりん通信 38号

こんにちは福田裕子です。

私が安定した生活を捨て、今のようなスタイルで
仕事をするようになったのにはわけがあります。

「このままでは、なにかいけない気がする・・・」

社会福祉協議会で
介護予防にたずさわわり始めた頃のことでした。

最初は、自分でもよく分からない、
モヤモヤとした気持ちからでした。

数年経ったころ、思いの根源に
母の存在があることに気づきました。

母が40代、私が20代のころ。
母は仕事で膝も腰もボロボロだったらしく、
整骨院や病院通いをしながら働いていました。

だけど私は理学療法士でありながら、
自分も病気で、自分のことで精いっぱい。

そんなことにも、気が付きませんでした。
気づいたころには同年代の女性よりも
膝も腰も曲がって変形してしまっていました。

 

「あのとき何も母にしてあげられなかった」
という思いが、

自分でもしらないうちに降り注ぎ、
根雪のようにひっそりと胸の奥に積もっていたのです。

 

あのとき私が知りうる限りのことを伝えてあげていたなら、
きっと苦しまなくてすんだだろうに・・・

後悔
無力感
自責の念
罪悪感からの償い。

 

そうしたものが私の原動力となり、誰かれかまわず
「とにかく防がなくっちゃ!」という思いに駆り立てられ、
今にいたっているのです。

どこまでさかのぼれば防げるのかを考えた結果、
40代の女性に運動を教えるようになりました。

 

だけど、母親ってそうじゃないんですよね。
自分の子どもが、

 

自分への償いに時間を費やしていることなど
喜んだりしない。

 

母親というものは
子どもが心から満足できて、幸せそうにしているのを
見ているだけで幸せなのです。

 

私たちは誰もが
だれかの子どもです。

 

親も先祖も、

 

子どもらが自分へのつぐないの為に
人生を費やしているところを
けっして喜んだりしない。

 

だから、せめて私たちは
心から満足できて幸せだと感じられるように
生きていかなくてはいけないんだと気がつきました。

償いの為に生きるのではなく・・・ね。

私は数年間、
おおきな勘違いをしていました。

あなたは、こんなことにならないように。

私も、あなたが心から満足できて
幸せそうに笑っているのを見ていることが
何よりの幸せです。

そして、私が教えている運動は、
健康のための運動ではなく、

暮らしを広げ、人生を豊かにするための
セラピーです。
「健康じゃないから(病気だから)、●●できない」
「健康のためには運動しなくっちゃ!」
という思いは

捨ててしまいましょう。

私もそのようなものを
教えるつもりはありません。

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