二段腹を解消し無駄のない腰やウエストをつくるには皮膚感覚を大事にする


皮膚は最大の臓器(外臓)といわれる場所です。もともと私もアトピー性皮膚炎ですから皮膚について考える事は避けて通れません。最近、皮膚について書かれているこんな本を読みました。

子供の「脳」は肌にある/山口創/光文社

>筋肉が慢性的に緊張していると、その緊張した体部位への感覚に気づくことができなくなったり、現実が歪んで知覚されたりする。つまり、体のフィードバックがうまくはたらかなくなるのだ。すると、人が笑っているのを見たときに、その笑いの表情に(実際には存在しない)敵意のニュアンスを知覚したりすることになる。

共感とは相手の表情やしぐさをまるで自分の事のように感じとったときに初めてうまれるもので、脳では相手の身体的変化と同様の部位が活性化しているといわれています。学習と関係の深い模倣も同様です。つまり、理解とは、理屈や理論ではなく身体で理解するものなのです。

すると、柔軟でなく多様な感情表現ができない硬直した体であると、自然な思いやりが育たないばかりか、コミュニケーション上のトラブルを起こす可能性もありそうです。

また、こうも書かれています。

>性格が幼少期から変化しにくいのと同じように、筋肉のパターンも変化しにくいのである。逆に何かをきっかけに性格が大きく変わった人というのは、筋肉のパターンも変わっていることが多い。内向的な性格から外交的な性格に変わると、表情も明るく豊かになり、胸を張ってやわらかい姿勢になるようなことも、よく見られることである。

身体が変わるとこうも変わる

私には、今では情けなく恥ずかしくて居たたまれなくなるほど、隠しておきたい10数年前の写真があります。表情がこわばり、やつれ果て、何かに呪われているのではないかと思うほど、ひどい顔した写真です

。その頃のことを思い出すと、疲れ果て、体が冷え、肩こりがひどかったし、人が大勢いるところへ行くとめまいがしそうで仕事へ行くのが辛くて仕方なかったものです。

だけど、今ではこうして体はほぐれ、温かく、腰や肩に無駄がなくすっきりしているのが自分で感じられます。大勢の人中へいっても怖くなくなりました。それどころか、100人を超す人の前で講演しても平気になりました。

身体に刻み込まれた記憶は深いものかもしれないけれど、永続的なものではないのです。身体を柔軟にすることで変えていくことができます。そのためには、やはりこまめに
動かすことです。こわばって、停滞した体がすっかり別物に変わります。

皮膚感覚をするどくし、私は身体をこうして変えてきた

この間、私が重要だと気づいて今でも続けていることがあります。それは、お腹周りの皮膚が重なっていると感じたら、すぐさま皮膚がたるまない姿勢に戻すことです。お腹まわりに無駄なぜい肉がついてくると、二段腹、三段腹になります。3人の子供を産んでいますから、お腹まわりにお肉がつき、たるんでいた時期がありました。たるむとお腹の皮膚が重なります。

ある日、「あ、お腹の皮膚が重なっている」と感じ、とっさに丸めていた姿勢を直しました。皮膚が重なるほどお腹をたるませていたのに、すっかり無頓着になっていたのです。肥満が慢性化すると、この皮膚感覚に気づかないのだろうと思います。

この皮膚感覚を大事にすることは、姿勢をこまめに変えるきっかけになります。背中をつめて丸めて悪い姿勢を続けてしまうことがなくなります。そうすれば、姿勢を保ってくれるお腹や背中の筋肉がちゃんと働きます。だらっとしているときに比べ持続的に筋肉が働けば、じっとしていたって消費されるカロリーが増えます。

結局のところ

姿勢悪く潜り込んでしまったおへそを、前にみせるように姿勢をこまめに変えてきたことが、身体をほぐし柔らかくし、お腹やウエストまわりの無駄を取り除いてくれたのだとおもいます。

実際、二段腹に気がついたのは、デイサービスに通うお年寄りに腰痛予防のための骨盤調整法を教えていたときでした。腰痛を防ぐにも大事で効果的なことなのです。一粒で二度おいしい方法なわけです。

×筋肉を休ませ関節をロックした、停滞した暮らし
○調整のとれた筋肉をはぐくむ、しなやかな暮らし

心も体も強く美しくしなやかに変わっていく秘訣は、こんなところにもあるのだろうと思います。

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