固く滞った体から、みずみずしく生きた体への賛歌

photo credit: Sigma.DP2.Kiss.X3 via photopin cc

背骨に絡まるようについている小さな筋肉は
体の動きに微細に反応して小さな動きを守り
その外側についている長く大きな筋肉は
遠くの骨と骨とを大胆につなぎ、大きな力を発揮します

互いに協調しあい、守りあい、強めあい

体は重力に負けることなく直立し、バランスを調節して倒れることなく
思う存分、この地上を歩きまわり走りまわり、飛び跳ねます

ひとところに固まることなく、あちらからこちらまで
バネのような力強さとしなやかさをもって動き
けっして固まらず、柔軟に、弱々しさを伴わず

横隔膜と手足の筋肉が縮んだり伸びたりをくりかえすたび
手足の隅々でひと通り役目を終えた血液は
波うつように心臓へ送りもどされ、肺の網の目をくぐりぬけ
新しいみずみずしさを取りもどしてまた全身をめぐり
細胞をよみがえらせます

目は見開き、姿勢はすっきりとのび、脳は覚醒する

世界と自らの動きの変化を細胞はキャッチし
脳にパルスを送ります
神経は手をつなぎ手をつなぎ、
その信号が遅滞なく送り届けられるよう
スタンバイを続けます

あんなに弱かった体が、見ちがえるようによみがえり
足は大地を踏みしめ、まなざしは遠くを見つめ
そしていま、ふたたび歩きはじめるのです
ゆっくりと、ゆっくりと

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