プロフィール

福田裕子プロフィール
京都大学医療技術短期大学部理学療法学科・放送大学教養学部発達と教育専攻卒。

25年間でのべ7万人以上の中高年の介護予防運動やリハビリを指導。

1991年 京都市内の病院勤務
1995年 介護老人保健施設勤務
2001年 社会福祉協議会通所介護施設勤務(介護支援専門員を兼務)
2007年 エンパワーメントスクールソレイユ開業。フリーランスとなり介護予防事業に従事。リハビリにも使われる運動療法をシンプルにアレンジした運動学習ドリル10秒ポーズを考案。「座る・立つ・歩く・正しい姿勢」に重点をおき、体操を指導。介護施設で働く看護師、介護士、ケアマネジャーなど保健衛生業にたずさわる女性の身体のケアにあたっている。独自の講座は「体が軽くなる、温かくなる、痛みが楽になる、指導がわかりやすい」と定評がある。
2014年 福井で働く女性を応援する情報配信サイト | alica -アリカ-の立ち上げに参画。ボディ&ヘルスコーナー隔月第3水曜日コラム連載。共働き率日本一の福井県在住の立場から、健康美ネットワークづくりにも取り組む。
2015年 スタジオユウ開設後は、厚生労働省委託事業や介護労働安定センターにて福井県内の腰痛予防運動対策講習実技なども担当しながら、はたらく人の健康支援事業を行っている。運動をつうじて、人生の最期の瞬間までいきいきと生き、「この体で生きてきてよかった」と実感できる社会をめざしている。

理学療法士歴25年 介護支援専門員歴3年。介護認定審査会委員5期。鯖江市健康づくり推進協議会委員2期。医療・介護分野でリハビリテーション・運動機能向上関連事業立ち上げ通算8回

【資格・所属等】
理学療法士・介護支援専門員
公益社団法人日本理学療法協会会員/NPOヘルスカウンセリング学会/一般社団法人産業理学療法研究会/福井県ブランド大使

【事業/活動】

●スタジオ ユウHP  http://studio-yu.com/
 社員研修・腰痛予防やケガの予防・高年齢労働者の体力づくり
●40~60代女性がつどう〝民家で健康体操教室〟「美楽瑠(みらくる)くらぶ」主宰
●古民家やモデルハウスでワークショップ「キレイと笑顔の学校」
●寺や古民家「おしかけお掃除き隊」出動!
福井で働く女性を応援する情報配信サイト alica -アリカ-ボディ&ヘルスにコラム連載
●キレイ研究所コラム 理学療法士福田裕子が教える 5秒で変わるプロポーション

【SNS/メディア】

●ブログ – キレイと笑顔の学校-
●twitter
●Facebook個人ページ
●Facebook Soleilスタジオユウ

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 きっとこの記事をご覧いただいている人の中には、私と同じで運動があまり得意ではなく、コミュニケーションが苦手で、自分や自分の体にコンプレックスを抱えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

うまくいかない原因のほとんどは、私たちが自分の体についてある勘違いをしていることにあります。

それは自分に完璧を求めるあまり、自分ですべてをコントロールできると思っていることです。体は自分だけのものではなく相互作用の中で変化していくものであるという事を、これまで誰にも教えてもらってこなかったのです。

「ここが痛いからできない」「もうこんな齢だからダメ」「あんなつらいことは出来ない」と多くの人は思い込みます。そして「わたしは何をやっても三日坊主」「今日もできなかった」「私は意思が弱いダメなやつ」と、知らないうちに力を奪う呪文をくりかえし唱えるようになってしまうのです。

いずれも狭い視野と時間認識の中で閉じこもっている人の言葉です。そのうち、会話をしたり人と目を合わせたりすることを極端に恐れるようになることすらあります。だれも自分のことなど気づかぬように、できるだけ目立たないようにしようとします。これはなにも一般の人だけでなく、医療や介護にたずさわる専門家自身にも起こるのです。私自身がそうでした

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【落胆の底から這い上がり、望む未来を実現する】

成功するために一番効果的なのは行動を変えることだと言われます。けれど、こうした体の無自覚な習慣や反応を変えることは、始めることも続けることも簡単ではありません。自分ひとりではなかなかできるものではないのです。

回復のプロセスに共通する大事なことは、行動にともなう不安や恐怖、つまり心の闇の部分と上手く付き合うことにあります。

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【運動すると、人はキラキラ輝きを放つ】

運動をすると、人はキラキラ輝きを放ちます。地球やモノとの相互作用がおこり、あいまいだった自己がはっきりと認識できるようになると、弱々しかった自分の存在にたしかな実感が生まれ、目の力よみがえります。もし、ほんとうにからだをめぐる神経-筋の電気活動が目に見えるなら、きっとあなたの体もキラキラ輝いていることでしょう。

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【運動習慣ゼロからの10秒ポーズ】

私は、運動が苦手な人、身体に痛みがある人、歩くのさえつらい人、体力に自信のない人にも、無理なくできる効果的な運動をずっと考えてきました。専門書や研究論文を調べ、世の中にあるいろいろなエクササイズを試みて、仕事中だけでなく、子育てや家事の合間にも、どんなふうに教えたらわかりやすいだろうかと、いろいろやってみました。

思うように遊びにいけず、外出できないときにも、私は知らず知らずのうちに体を探求しながらトレーニングしていたのです。すると、身体に変化が生まれていました。一緒にはたらく看護師さんから、「どうしてこんなに無駄のない体なの?」とお尻をのラインを褒められ尋ねられたのが、変化に気づいたきっかけでした。

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最終的に、リハビリ場面でよく使われている10秒姿勢をキープするという手法をもとに、10秒からはじめる身体づくりの基礎プログラム「10秒ポーズ」というアプローチを考案しました。考案したといっても、これまで仕事の中で自動的にやっていたことを洗い出し、教室で試してもらいながら整理・整頓していっただけなのですが。

なかでも「立つ、座る、歩く、階段の上がり降り」は欠かすことのできない暮らしの基本動作です。その動作を、動画から静止画を切りとるようにして大事なポイントをすばやくつかめるようにしました。これは、運動初心者の人にとても役立つ方法でした。

それまでも、厚生労働省や行政が行う介護予防事業の運動指導をしていましたが、もっとたくさんの人に出会いたいと思い、2014年4月からフィットネスクラブのスタジオレッスンも行うようになりました。だけど、あるときふと気づいたのです。フィットネスクラブに来る人は、ここに来ているだけですでにOKであり、私が本当に出会わなくてはいけない人は他の場所にいると。

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2014年3月、福井で働く女性を応援する情報配信サイト「-アリカ-alica 」の立ち上げに関わりコラムを書きはじめました。

2014年7月、民家で週1回60分仕事帰りの体操教室「美楽瑠くらぶ」をはじめました。

2014年9月ワークショップ「キレイと笑顔の学校」を行い今年で2年目です。

2015年3月~6月には100日蕎麦ダイエットにサポートスタッフとして参加しました。

2015年8月より月1回BMI高め女性限定ダイエット講座を開催。

お寺で年末大掃除(おしかけお掃除隊)2015年末で3年目になります。

2015年9月には古民家「美里庵」に「おしかけお家磨き隊」も初出動しました。

講座や教室にはいろいろな人が来られます。ケガや病気の後の体力回復を目指す人、幼いころから身体に障がいがあっても自分の力であるきたいと思う人、いつまでも健康で元気で生きていきたいと強く望む人、仲間との時間と空間を楽しんでいく人、キャリアアップを目指す人・・・

そうした中で、様々なことが分かってきました。

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ハードな運動をしていても体に不調を抱える人がいること

年齢や身体に合わない無理な体操をして歩けなくなるほど体を傷める人がいること

手術や病後の治療を終えたあと復職したくても痛みや体力レベルにあわせた運動を教えてくれるサービスがないこと

幼いころから身体に障害があっても病気やケガをしない限り運動を教えてもらうチャンスがないこと

若い間に熱心に地域活動をしていた人もケガや病気で人と交わらなくなり簡単に体力を落としてしまうこと

リハビリ室があり理学療法士のいる病院でも、予防的なセルフケアの運動を教えてもらうことなく診察を終えて帰ってきてしまうこと

病院や介護施設に勤めているだけでは出会えない人に会えるようになって、ますます世の中に危機感と静かな怒りを感じるようになりました。どうしたらいいのか。ひとりの例外なく運動ができるようになるために何ができるだろうと考えました。

【すべての人に運動を】

そんなとき、産業衛生関連の学会や研究会に参加することを進めてくださった先輩がありました。学会に参加してみて、これこそが私のやりたかったことだと思いました。

もし、職場であたりまえのように運動を学べる仕組みができたなら、運動が好きだとか嫌いだとか関係なくすべての人が運動できるようになり、その効果を実感できるなら、未来にあんなにつらく苦しい思いをしなくてもよくなるはずだと思ったのです。

運動の基本や大事なことを知れば、これからいろんな出来事があっても迷うことなく自分の力で回復してこられるはずです。力仕事の連続で、膝が変形して腰が曲がり一時は歩けなくなり、杖が必要だった母も、正座ができるようになり、腰が伸び、野菜作りの趣味をもち、社長業も何とかこなして元気にやっています。従業員に給料をあげるために、会社のためにいつまでも元気に働くんだそうです。

あのときちゃんと私が健康だったら、知りうる限りのことを教えてあげていたならという、あんな後悔は二度としたくないという思いだけが今の私の原動力です。どの人も、だれかの親であり、子どもであり、大事な人。すこしでもお役にたてるよう、企業の安全衛生(主に腰痛・作業性疼痛・転倒予防)や健康づくり事業の運営支援事業「スタジオ ユウ」を2014年12月に立ち上げました。

やるべきことはたくさんあります。時間が足らないような気がします。私自身の力と行動力の無さに時々あきれ情けなくなることもあります。けれどいま、たくさんの人の力を借りて前に進むことができています。志ある優れた保健師、看護師、いろいろな専門職の人といっしょに協力して仕事をさせていただいています。

どれもこれも結局のところ、まずは新しいことを始めるときのちょっとした恐怖と上手くつきあいながら、小さな行動を起こし、その結果や反応を確認し、成功をつみかさねることよりほかないのです。たとえそれが小さな階段だったとしても、上がり続ければいずれは高みに届きます。まずは小さな一歩を踏み出すことです。そのうち、希望がうまれ、未来を思い描けるようになり、最初はかすかだけども、輝かしい夢やビジョンが描けるようになっていきます。

私はブログを書いたり情報を発信したりしながら本を書き、まだ出会えていない人や必要としているひとりでも多くの人に上質なプログラムがゆきとどくようにと予防教育活動を続けていきます。

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【モデルハウスや古民家でワークショップをしているわけ】

古民家でワークショップを行っているとお話ししましたが、それにはわけがあります。まず、家という環境にこだわる理由は、人の行動は環境に影響されやすいからです。

たとえば、病院のリハビリで出来ていたことが、家ではできない、続けられないということが起こります。そこにいる人やそこにあるモノの環境が、病院と自宅ではまるで違います。すると、すぐには適応できなかったり、知らずに体に無理な体勢で動いていたりするのです。

そこで医療や介護保険では、家に訪問して環境整備や生活動作練習、運動継続を支援する訪問リハビリテーションや訪問看護が提供されているというわけです。結局のところ、どこでやるか、誰とやるかがとても重要なのです。

運動習慣がない人にとって、運動は特別なことだと敬遠しがちです。けれど、家でもできること、家だからこそできる工夫があります。たとえば、お掃除や台所での身体の使い方、階段の登り方、椅子の使い方、座り方を変えることで、簡単な運動ができてしまいます。お家なら、じっさいに見て経験していただけます。くつろげるというのも、重要ポイントです。

【働きながらできるセルフケアと体操を】

どこでやるか、だれとやるかが大事であるという同じ理由から、企業や働く現場だからこそやるべき予防体操があります。作業中にできる工夫があります。ですから、運動プログラムを提供する際には、現場に入って動作を見て、作業を経験させていただき、現場の人の話を聞いて産業医や看護師や安全衛生管理者さんらと相談しながら目標を決めます。そうしてはじめてプログラムを作り、モニタリングをしていきます。

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そして、運動はもっと気持ちよく心地よく快感で自然な出来事であっていいという考えから、強い負荷をかけるストレッチや筋トレは行っていません。やりたいことをやるために、スゴイ柔さも、スゴイ強さも、必要ないと思うからです。それよりも、運動は快感なものだと思えたなら、ひとりでに意欲がわいてきます。それがたとえ1回10秒であっても、大事なのは繰り返すことです。良いことの小さな繰り返しによって未来はつくられます。

さて、あなたはこれから何を繰り返しますか?私と一緒に見つけていきませんか?

福田裕子(ふくいのゆうこりん)

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●子どもの頃は 100年続く染色業を営む家に生まれる。叔母が小児まひで両足に障がいがありながら、3人の子どもを産み育て、はたらいて姑の介護もやりとげた姿を見て育つ。小学生のころは糖尿病の祖父の足をマッサージしてお金をかせぐ。中学生のころに読んだマンガ「由似きみの青春」にでてくる主人公「由似」のパパ(理学療法士)にひとめぼれして理学療法士となる

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●大人になってから 京都の病院で働きはじめるが、全身アトピーを発症し仕事を中断(20代~40代の写真を振り返る)。このころ糖尿病で寝たきりになっていた祖父が死に、初めて人の死に出会う。顔も体もボロボロで一時はリハビリの仕事を辞めることも考えたが、病院を退院した人達は家でどうしているのか、健康で幸せに生きているのかを自分の目でどうしてもたしかめたくて、訪問リハビリ、介護老人保健施設、通所リハビリ、通所介護、ケアマネジャーなどを通じ、人生の終末期のリハビリを続ける。健康で幸せな人生を送るためには、早くからの身体と環境づくりが大事だということに気づき、 介護予防運動指導や腰痛予防講習(講師・執筆)、ワークショップ(過去のメディア取材・出演)等を開催。2014年11月JR鯖江駅前スタジオ ユウ開設。

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引きつづきブログをご覧くださいませ。ブログトップページはこちら

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【ブログについて http://fukui-yukorin.com/

毎日更新100週700日(2015/1/3)になりました。以前のブログはhttp://ameblo.jp/fukui-soleil/にあります。記事にあるエピソードはプライバシーに配慮し、年齢・職業など趣旨の変わらない範囲で変更を加えてありますのでご了承くださいませ。

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虹-Rainbow-をテーマに写真を選んでいます。このサイトや活動が、人と人をつなぐ架け橋になれるように願いをこめて。

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